IT業界ってそんなイメージ?
目の前にはギターを抱えた若い大学生ぐらいの男が座ってました。
もう、立ち寝しながら揺れる揺れるw
んで、起きたと思ったら何やら話しかけてました。
イヤホンしてたのでよく聞こえませんでしたが、ここはどこの駅?って聞いたみたい。
そして、目の前には抱えるギターを見て
おっさん「君は音楽をやってるのか」
大学生「あ、はい。」
おっさん「いいねぇ、音楽はいいよ。おれも昔はよくやったもんだよ、」
話は続きますが、ここからが今回のメインの発言。
おっさん「今の若者はみんなスマホだ、ITだと言っているけど、そんなもんには血も涙もない。
音楽はいいよな、心がある。がんばれよな!」
と言って降りていきました。
少なくともおっさんの中のIT業界には、血も涙も(心も)ないと。
世間一般のイメージってそうなんですかね。
ぼくの好きなテレビドラマにも同じようなセリフがあります。
うろ覚えですが、
「いいですねぇー!そちらはクリエイティブなお仕事で。パッと浮かんだことちゃーっとやってうん億円!」
何も知らない人からすれば、ぼくらは大工さんや職人さんみたいにモノは生まないし、印刷業界のように手に取るものもない。
おっさんの言うとおり、スマホ、タブレット、パソコンなんかの画面でしか見れないもの。
端的に言えば0と1だけでできているものです。
よくわからないパソコンヲタクが小手先で、全くしらないコードやプログラムをテキトーに書いて、魔法みたいなツールでサイト作ってお金もらってる人たち。
そんなイメージなのかも。
仕事の原点
でもぼくらの仕事の原点は
人の役に立つこと。
情報を整理して伝える。
情報を共有する。
不便なことを便利にする。
遠く離れた人や会えない人とのコミュニケーションを図る。
とか。
それは時代が変わっても、どんなに優れた技術ができても、新しい言語が生まれても変わらないんじゃないかってこと。
実際、IT業界にいても、見失いがちですけどね。海外で働いたことはないので、想像の域を出ませんが、日本ではまだまだ新興の業界だと思います。それこそ、ごく一部のパソコンヲタク集団って思われることもあるでしょう。
何回も話題になる海外と日本のウェブに対するアプローチの違い、ウェブデザインが遅れるとかなんとか。
それってぼくらが新しい技術を身につけても、デザインセンスを磨いても、だれが見るのかを考えなければいけないんじゃないかなと。
新しい技術、言語、デザインもすべては、電車を颯爽と降りて行ったおっさんはもちろん、パソコンを使い慣れてない人、スマホを買ったばっかりの人、IT業界に不信感や欺まんを持つ人、そういった人たちに
なにをどうやって伝えるか。
それが大事だと、たぶんこの業界の人たちは日々考えて、涙を流し、手に汗を握り、いろんなお汁を出しながらがんばってるんじゃないかな。
だから、今度あのおっさんを見かけたら話したい。
IT業界は人によって作られて、人のために働く業界です。いろんな人の努力の結果をおっさんは何気なく見てますよと。
だからこそ、「ちゃんと伝えよう」
いつか自分の仕事で少しでもIT業界の頑張っている人たちが認められる世の中になればなぁ。パソコン使えるからすごいとか、知らないプログラムを書けるから頭がいいとか変な色眼鏡じゃなくてね。
あーーまとまりのない記事。すいません。でも思ったことを書こうと決めたのと、ブログ初心者なので許してください。
さぁ!明日もがんばろうっと!