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WordPressデザインまとめコーディングツール
in 書いてみた。 - 30 10月, 2013
by との - 2 comments
「あ、この案件はトラブるな」って話
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日々日々いろいろな案件をやらせて頂いてますが、3年目ですが、まだまだ半人前で、トラブルは日常茶飯事です。

その中でも最近、トラブルになりやすい案件のパターンがなんとなく見えてきました。ちなみに見た目や人当たりの良い悪い、感じの良い悪いの話ではないです。

美人かどうかというのは少し関係あるかもしれません。

今回はそのトラブルの原因になりがちなことを書いてみました。

 

 

 

 

 

1.クライアントの請求力が弱い。

Img1

ウェブサイトを作りたい、リニューアルしたい、システムを作りたい。

そんな話を弊社にいただけるのは本当にありがたいです。ただ、

「意志だけはある、お金出すから安くてかっこいいやつ(高機能なやつ)作ってちょんまげ」

こういう案件は、形になったところでトラブルになります。

請求力が弱いクライアントさんは大抵「見てからじゃないとわからない。使ってみないとわからない。」ということを全面に押し出してきますし、仕様上の話をしようとすると「そっちの業界のことはわからない」

と言われてしまうとこちらでいろいろ決めていかなければならず、あとから求めているものは違うと言われることが多いです。

どんな案件も、多かれ少なかれ形になってからの追加要望はあります。ここをいかに関係を良好に保ったまま対応するかってホント難しい。

 

 

 

 

 

 

2.クライアントのリテラシーが高い(つもり)

 Img2

これ、代理店やクライアントとの間に、他の会社にこういう人がいるとまたトラブル確率が高いです。

我々は基本的にIT業界以外の業種とお仕事をしますが、その中でもなぜかデザインやプログラムを言い方は悪いですが、少しかじった程度の人がいたります。

うまく転がると強力な助っ人になるのですが、反対に転がると厄介。

最近だと、何でもかんでもSNS連携とか、レスポンシヴデザイン、フラットデザイン、SEO対策(これホントはSEOで検索エンジン対策なんですがね・・・)とか、知ってる言葉を並べて、制作&開発側に逆提案されたりします。

それだけならまだいいですが、見積もりにまで口出されるともうね、…。

取引相手なので、丁重に否定をさせていただきますが、餅は餅屋です。決済権を持った人にそれをやられてしまうと、ぼくらディレクターがいくらわかりやすい言葉で説明しても、

「この人、IT業界の人なのに大丈夫?」などと思われて非常に立場が怪しくなります。ディレクターはいかに専門用語を使わず説明するか日夜考えていますよって言いたくなります。

 

 

 

 

 

 

3.外注先に全力投球で投げる。

 Img3

WEB業界はよほど大きい企業ではない限り、パートナーと仕事する機会があると思います。システム屋は制作会社、制作会社はシステム屋へ発注するとか。

こちらから作業をお願いするのであって、よっぽどのことがない限り仕様やデザインまで自由でいいですよってのはトラブルのもとです。自由でいいけど、ここは守ってねっていう線引きが絶対必要です。

それと、こちらのチェックやデバッグはものすごく神経を使います。

丸投げでスケジュール管理だけしてればいいってなるとかなり楽なんですがね。

ただ、あまり細かく指示しすぎると嫌がる人もいるのでさじ加減は難しいですが、そこはコミュニケーションをいかにうまくとるか。

結局、できが悪いとクレームが上がるのはディレクターですw

外注先がうまくやってくれたら外注先のおかげ、外注先がやらかしたら自分のせい

そう思ってないと、対クライアントどころか、パートナーとも関係がこじれます。

 

 

 

 

 

 

まとめ

上記に当てはまる案件は高確率で以下のことを言われます。

  • イメージと違う
  • ほしい結果はこれじゃない
  • 機能追加で別にお金取るってどゆこと?!

とかとか。

他にもいろいろな原因があるのですが、こういった想定できることはどんどん回避、対策をしていこうと思っています。

この業界は意外とサクッと裁判沙汰になるので、冷や冷やもんですよ。

 

 

 

いかに相手に正しくわかりやすく伝えるか。
そして、ディレクターはいかに相手の中にある曖昧な部分を固めていくか。

 

 

 

そういう部分って、経験値を積むしかないんでしょうけどね。ぼくはまだまだです。
命を削ってわれわれディレクターはご飯を食べています。

 

 

 

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  • Renji Yoneda

    はじめましてこんばんは。いろいろ拝読させて頂いてファンになりました。
    あっ多分同業者だからだと思います。^^;

    「ディレクターはいかに専門用語を使わず説明するか日夜考えています」

    仰る通りです。そしていかにカタカナを使わずに説明できるか。
    広い意味でこの仕事「翻訳者」とも思っています。
    自分の言葉、お客様の言葉、エンドユーザの言葉、デザイナーさんの言葉、プログラマーさんの言葉。。。
    これを如何に相手に通じる言葉に翻訳するか。とても重要だと思っています。^^;

    P.S.
    「トレードオフ」を「二律背反」と言って、、、これは失敗でした。書いた文字であれば、わかりやすいんですけどね、口頭だとまず頭に入らなかったみたいです。^^;

    • tn8

      Renji Yoneda様
      こんな駄文ブログをご覧いただき、さらにコメントまで頂けるとは本当にありがとうございます。

      今、感動で泣きながらご返信をさせていただいております(´;ω;`)ブワッ

      たしかに「翻訳者」はものすごく的確な表現ですね!!プログラマーとエンドユーザーとその先のユーザーと自分の上の人間と・・・などなど別々の次元の人たちに話を通していく作業には根気と折れない心が重要だと思っていますw

      恥かしながら「二律背反」という言葉は初めて目にしました。意味を理解していくうちに「なるほど!」と使いたくてうずうずしております。

      Renji Yoneda様も同業の方なんですね!!(全く異業種の方にはなんのこっちゃなブログですがw)うまくいかないことも多いですが、がんばっていきましょうっ!

      今後も、ものすごーーーくお時間あるときにでもご覧いただければ励みになりますっ!

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